よくある質問

Q. 梅雨時期になると、腰や関節がいたくなるのですがやはり湿度が原因なのですか?

腰痛おばさん

A. 確かに梅雨の時期は、普段より関節や筋肉の痛み、重だるさを訴えられる方が増加します。正確な理由は解明されていませんが自律神経系と気圧の変化が関係しているようです。

 雨の日は気圧が下がり、体内でヒスタミンという物質が増えます。ヒスタミンは体に様々な影響を与えますが、大きな物として「副交換神経への影響」「血管の拡張」があります。

 副交感神経へ影響がおこると、自律神経のバランスが乱れ気分が落ち込んだり、全身の倦怠感が発生し、痛みに敏感になります。またヒスタミンが増えると関節が炎症を起こし、痛みを発生させます。炎症といっても軽度の物なのですが、膝などの関節がすり減っている場合や、古傷等がある場合はそこが炎症してしまうため痛みが強くなります。また、自律神経のバランスが崩れている所に更に痛みが加わるため、非常に不快感のある痛みになると言われています。

<対処法>

●血行をよくしよう!
 ゆっくりお風呂に入り汗をかいて、血行を良くすること。また、痛みを感じる部位をゆっくりとお風呂でほぐすと更に効果があります。
●しっかり睡眠をとろう!
 しっかり睡眠を取ることが出来れば自律神経のバランスが整い、痛みを抑える事ができます。寝る際はジメジメして不快ではありますが、できる限りエアコンは使わずに除湿をして睡眠環境を快適にするようにしましょう。

当院では、湿邪をとるツボを刺激し自律神経の安定をはかるよう治療しております。

Q. よく、痩せるツボって聞くのですがホントにやせるのですか?

A. 耳にある食欲を抑えるツボやむくみを軽減させると云われているツボが全身に分布しております。当院の患者様の中には、効果のあった患者様もいらっしゃいます。残念ながら患者様のなかには、急激なダイエットの反動で体重が増加された方や、少ししか食べていないのに一向に痩せないと言われる患者様もいらっしゃいます。

 本来、瘦身(ダイエット)とは、無理なく健康的に減量することが目的なダイエットです。そのためには、第一に「体内の新陳代謝を改善すること」です。代謝が悪いことにより、水分・血液・リンパの流れが滞りむくみの原因となります。女性は特に、ホルモンバランスの乱れや便秘などからも、痩せにくい原因にもなります。極端な食事制限や無理なダイエットは、肌や髪・体全体にとってマイナスです。無理にダイエットしようとして極端に食事の回数や量を減らすと、 基礎代謝量がぐっと下がり、身体の中は食べ物が確保できない状態と脳が判断し、身体を守ろうとする働きをします。中性脂肪を脂肪組織に取り込む酵素の働きが活発になり、脂肪がつきやすい身体に変わっていくと云われております。 身体は、少ないエネルギーで身体を動かす方法を学んでしまうのです。「少ししか食べないのにやせない人」は、こういう理由です。

 

当院では、耳のツボやむくみを軽減させるツボを組み合わせ肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の予防や膝痛等の治療に応用して効果をあげております。